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川西駅前おおさわ心療内科
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 第7回   うつと当院の治療のご紹介 

 第7回   うつと当院の治療のご紹介

開院以来、当院には気分の落ち込みや鬱でお悩みの方が多くご来院されています。
今回はこれから受診をお考えの方のためにも鬱と当院の治療についてご解説したいと思います。



鬱の中にも、仕事の前日は不安や緊張感、眠れないなどの症状があるものの休日の趣味はまだ楽しむことが出来るといった「適応障害」の方もおられれば、 週末でも休息が取れずに気持ちの落ち込みや疲労感が続き何も出来ず、時には消えてしまいたいと考えてしまうほどの追い詰められた「重度のうつ病」の方もおられます。
こうした鬱になりやすい方は「メランコリー親和型性格」の方が多く、真面目で責任感が強いなど良い部分もあるのですが、周囲の期待に応えようとするあまり無理をして自分を追い詰めてしまうこともしばしば見られます。
中には「周りに迷惑をかけない」ことを意識し過ぎて上司に仕事の調整を言い出せなかったり、もし言い出せたとしても無理をしながらも仕事で結果を出せていることから上司に取り合えってもらえないケースもあります。

こうして追い込まれてしまった方も、当院で専門医による治療を適切に受けられれば多くのケースで数週間の内に気分の改善が得られます。 当院の鬱への治療は大きくは3つあります。

1つ目は休養の確保です。
お仕事をされている方には休職の診断書を発行して仕事から離れて休養が取れるように環境を整えます。
休養だけで鬱の改善が得られる方も多く、しっかり休養が取れれば元のように冷静に物事を考えることも出来るようになります。
当院は休職の診断書を即日発行可能であり傷病手当金の書類もご対応可能です。



2つ目はお薬の治療です。
睡眠を整えるお薬や、不安や気持ちの落ち込みを和らげるお薬をご提案します。
もちろんお薬を無理強いするようなことはせず必要に応じてご提案し、お薬を使う場合もなるべく副作用や依存性の少ないものを選びます。



3つ目は精神療法です。
休養やお薬は急場を乗り切るためには有効ですが、長期的な再発防止には責任感が強く真面目すぎる考え方が和らぐような精神療法が必要です。
再診の中では患者様の日々の生活の様子を伺った上で認知行動療法的なアプローチを行い、少しずつバランスがとれた考え方ができるよう試みます。

当院ではこうした治療を提供していることから、今「鬱かもしれない」とお悩みの方のお力になれると思います。 「本当にうつ病かどうか良く分からない」という方も、早めに治療を始められると回復も早いため遠慮なく受診いただければと思います。

ただ、開院して2週間で70人以上の新規の患者様にご来院いただいており、現在は徐々に新規の患者様の受け入れ枠を縮小しつつあります。
もし当院の受診をお考えの方はお早めにご予約いただけますと幸いです。

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